週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

2018 ATP1000 ロジャーズカップ 1回戦 錦織 対 ハーセ 錦織不完全燃焼の敗戦 日本人選手動向

 シティーオープンはズべレフの2連覇で幕を閉じ、すぐに次の週にロジャーズカップマスターズが行われています。

 ロジャーズカップはカナダで行われるマスターズの大会ですが、隔年で開催都市が異なります。今年はトロントで行われています。

 

f:id:chiyasyas:20180807154535j:plain

 



 

 日本人選手はクレーの連戦で疲弊しているダニエル太郎選手を除く3人、錦織、杉田、西岡選手の3人が本選からの出場となりました。

 

杉田選手は予選勝者イワシカにストレート敗退

 

 今シーズン壁にぶち当たってる感のある杉田選手は、予選勝者のイワシカに良い所なくストレート負けを喫してしまいました。

 自身のサービスゲームでもネットにかかるなどのミスを繰り返し良い所なく敗れてしまいました。

 シーズン序盤はドロー運の無さや紙一重の敗戦があったものの、徐々に自信を失って、初戦9連敗という屈辱の時もありました。グラスシーズンになり持ち返した感もありましたが、テニスの内容はそれ程よくなっておらず、ティエムに快勝した事と、ソック選手を破ったアップセットがあった割にはかなり悲惨な状況となっています。

 杉田選手はシンシナティーマスターズで大きなポイントディフェンドを抱えておりますが、このままですと一気に100位を割ってしまう危険性が非常に高くなったと言わざるを得ないでしょう。何より戦えていないように思います。

 

西岡は疲労によりウオークオーバー

 

 西岡選手は、このマスターズは予選からの出場となりましたが、2試合をフルセットの末本選出場を果たしました。その1回戦はシード選手のカレーニョブスタとの対戦でした。

 しかし、見るからに疲労のある西岡はプレイ的にもほぼ何もできずに1stセットを0-6のベーグルで失うと、ここで無念のウオークオーバーの棄権となりました。

 1試合1試合に気合を入れる西岡にとって大きな大会を勝ち抜くスタミナはまだ戻ってきてはいない模様です。

 とはいえ、直前のメキシコオープンでは同世代のフリッツを倒すなど一定の戦果を残しており、ローランギャロスではベルダスコとの涙を誘う死闘もあり戦えてる分、杉田選手よりも希望は大きく見ています。

 

 

 

錦織選手の1回戦は8日(水)深夜24;00開始予定

 錦織選手の1回戦はランキング39位、オランダのロビン・ハーセ選手となります。思い切りのよい強打とサーブで押してくる選手です。

 31歳でベテランに差し掛かっていますが爽やかな見た目の選手で、過去の対戦成績は錦織の1勝0敗と対戦が少ないです。7年前の上海マスターズで対戦しており、1stセットを0-6のベーグルで落としながらもフルセットのタイブレークの末、辛くも勝利している相手です。しかし、7年も前の話であり得に判断材料とはならないでしょう。

 

まさかの試合展開に

 試合は予定時間通りに開始されます。

 第2ゲームでハーセのサーブが安定しない所を突き2つのブレークポイントを握ると、2ndサーブをリターンエースで叩き幸先良く先行ブレークを果たす。

 錦織は第1、第3ゲームとラブゲームキープと隙を見せずにこのまま行くかに見えました。

 所が第5ゲームに突如異変。錦織のサーブが突如乱れ、なんと1ゲームに3度もダブルフォルトを喫し、あっさりブレークバックされます。

 ここからは錦織はキープするもののハーセのサーブを破る手掛かりさえつかめずに進むと、第11ゲーム、ストロークが安定しない錦織をハーセが攻め終盤でのブレーク先行されます。

 1stセットはそのまま5-7でセットを落とすと、第2セットはハーセにうまくスライスで攻められいきなりのブレークを奪われると、その後は錦織は粘りを見せるも肝心な場面でミスが目立ち、結局3ブレークを奪われ1-6でこのセットを取られ、ストレート負けを喫しました。

 

課題を残す試合に・・・

 ウインブルドンのジョコビッチ戦、シティーオープンのズべレフ戦は今後につながる前向きな反省点という感じでしたが、この試合に関してはやや後ろ向きな反省点が見られました。

 それは、サーブが突如崩れ、そこから一気にペースを崩した事です。アジャストしてきたと思った矢先に3つのダブルフォルト、そこからはサーブが全くしっくりこずスピードも全く出ませんでした。1stサーブの平均スピードは175キロと非常に寂しい物となりました。

 今回は久々にマイケル・チャンコーチが帯同していましたが、あまり穿った見方はしたくないのですが、最近の不帯同が多かったのを見ても、最近の関係性がスムーズに行ってない所はあるかもしれません。

 プレイぶりはサーブがうまく制御できないだけでなく、怪我明けから続くフォアショットの精度の悪さも目立ち、良い所はほとんど見受けられませんでした。明らかにメンタルを崩しています。

 

 チャン・コーチはメンタルを鍛えるという意気込みだった模様ですが、錦織選手、ボッティーニコーチも含めて今後の指導の在り方を再チェックが必要なように思いました。

 錦織選手はまだランキングが上がってきていないのでマスターズでもシードが付かない順位にいます。いくらディフェンドポイントがないとは言え、序盤から強豪選手との対戦は避けられません。今日の試合にたとえ勝ったとしても2回戦はデルポトロが相手でした。

 従ってシンシナティーでも同じようなドローになるはずで、格下選手にしっかり勝ちながら上位選手を複数破る大会が複数出てこない事には成績も安定のしようがないといった所でしょうか。

 ファイナルを見据えて全米後に欧州でのツアーにもエントリーしていますが、今の所はそこまで先が見えてるとは思えません。

 

 

 

スポンサーリンク