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2017 NITTO ATPツアーファイナル 試合結果 ナダル棄権を表明

 

 ツアーファイナルが11月12日(日)に開幕しました。

 オープニングセレモニーから青を基調としたコート。O2アリーナは満員となり、華々しいライトアップのセレモニーで今年も開始しました。

 出場者等詳細は以下で記載します。

2017 NITTO ATPファイナルツアー 概要ラウンド 放送予定

 

 

ラウンドロビン

 試合はDAYセッション、NIGHTセッションで時間を分けて行われます。

 DAYセッション 日本時間 23;00開始

 NIGHTセッション 日本時間 29;00(早朝 5;00)開始

 

ベッカーグループ

 12(日)、14(火)、16(木)の1日おきに行われます。

ベッカーグループ
  勝ち 負け セット差 setup setdown
フェデラー 3  0  +4  6  2 
ズべレフ 1  2  0  4  5 
チリッチ 0  3  -2  3  6 
ソック 2  1  0  4  4 

 

サンプラスグループ

 13(月)、15(水)、17(金)の1日おきに行われます。

サンプラスグループ
  勝ち 負け セット差 setup setdown
ナダル 0  1  workover  1  2 
ティエム 1  2  -2  3  5 
ディミトロフ 3  0  +5  6  1 
ゴファン 2  1  +1  4  3 
カレーニョブスタ -3  1 3 

 

 

試合結果

1日目

フェデラー 対 ソック

  1st 2nd 3rd result
フェデラー 6 7   2
ソック 4 6(4)   0

 オープニングテーマは昨年のテーマ曲を若干アレンジした曲となりました。

 初出場のソックは緊張した面持ちでコートに立ち、フェデラーはリラックスした表情。

1ST

 序盤からフェデラーが圧力をしかけて早くもブレークを果たすとそのリードを守り切りフェデラーが先取します。

2ND

 ソックがやや持ち直し、回り込んでのフォアを炸裂させるなどして5度のブレークポイントを凌ぎタイブレークに。

 しかし、タイブレークではフェデラーが隙を見せない一方で、ソックはダブルフォルトを犯してしまい、そのままフェデラーがストレート勝利を収めました。

 

 ソックは緊張がどんどんほぐれて本来のプレイを見せていた一方で、フェデラーは早い攻めに拘るもミスも多くストレート勝ちながら1時間31分はフェデラーとしては大分時間を要した試合となりました。

 1日おきの試合となるため体力は大丈夫でしょうが、チリッチ、ズべレフは強力な相手なだけに油断はできません。

 ソックは1戦目が開幕戦でフェデラーという事でプレッシャーがあったと発言しています。それは入場時に客席を見る余裕もない事からもうかがえましたが戦いのうちにどんどん動きが良くなりました。2戦目以降も手こずらせる事ができると期待しています。

 

ズべレフ 対 チリッチ

  1st 2nd 3rd result
ズべレフ 6 3 6 2
チリッチ 4 6 4 1

 

 

1ST

 ズべレフがブレークポイントを握ると得意とはいえないボレーでしっかり沈めて幸先よくブレークスタートとなる。

 チリッチはなんとかキープするも1STサーブの入りが良くなく、ラリーでもズべレフに打ち負ける形でブレークできずに1STセットはズべレフが先取する。

2ND

 緊張がほぐれたかチリッチがストロークでもらしさを見せるようになると、ズべレフがやや守勢の展開に。

 ズべレフは攻め急ぎのミスが目だち、チリッチが先行ブレークすると、度々あるブレークポイントのピンチも凌ぎきり、チリッチがセットを取り返す。

3RD

 チリッチがスライスやロブなどでズべレフに揺さぶりをかけると先行ブレークを奪う。ズべレフは明らかに自分のテニスに苛立ちを見せるようになる。

 チリッチは更にチャンスを迎えるもズべレフがサーブの力でなんとかしのぎ切る。

 第6ゲーム目、チリッチのサービスゲームでズべレフがショットをネットにかけ苛立ちからか恒例のラケット虐待をしてしまう。しかし、ここから粘ってデュースに。更に主審がアウトコールをコレクトで覆したものの、これにチャレンジ成功しブレークポイントを握ると、ズべレフが態勢を崩しながらのロブで前に出てきたチリッチを崩しブレークバックに成功する。

 第10ゲーム、チリッチのサービス。ズべレフはブレークバックしてからはエラー0でしのぎ切ると、ズべレフのバックハンド逆クロスが際どく決まめる。更には長いラリーからダウンザラインに打ち切り、ズべレフが3つのマッチポイントを握ると、最後は前に出てのスマッシュで締めくくり、セットカウント2-1でズべレフが勝利しました。

 

 流れはチリッチにあったように見えましたが、ズべレフの粘りと一度流れを手放した後は反撃できずに終わってしまいましたがかなり拮抗した試合でした。

 逆にズべレフはラケット虐待するまでメンタルで追い込まれながらも、そこからは開き直りで流れを呼び込みました。ズべレフに至ってはラケット虐待は負ける試合ではほぼやってしまっていますし、それがカラーになってる節はあります。

 

2日目

 

ディミトロフ 対 ティエム

  1st 2nd 3rd result
ディミトロフ 6 7 7 1
ティエム 3 5 5 2

1ST 

 やはりファイナルなのか立ち上がりから緊張気味に試合に入る両者。

 しかし、ティエムはフォア精度がまずまずなもののバックハンドが全く決まらずディミトロフにもそこを狙われて大事なポイントを取れないうちにブレークを奪われて1stセットはディミトロフがセットを取ります。

2ND

 ティエムはシーズン前半のようなパワフルなショットが打てず、というより打ち切れない。

 互いにキープを続けて迎えた第12ゲームでディミトロフがダブルフォルトでこのセットを奪われてセットオールとなる。

3RD

 3rdセットは流れが行ったりきたりの展開となる。

 ディミトロフがブレーク先行し、サービンフォーザマッチ。しかしここで慎重に行き過ぎたかブレークバックを許し、ゲーム終了のチャンスを逸してしまう。

 しかし第11ゲームのティエムのサービス。ティエムの攻めが空回りし3つのブレークポイントを握られるとダブルフォルトで大事な終盤のブレークを奪われる。

 第12ゲーム、ディミトロフの2度目のサービンフォーザマッチ。ティエムがバックハンドショットを決め抵抗するも、ディミトロフが左右に振りぬかれながらもストレートにダウンザラインショットを決めマッチポイントを握る。最後はティエムのリターンが大きくアウトショットとなり、ディミトロフがファイナルツアー初出場初勝利を上げました。

 

 ティエムはクレーコート時のようなパワフルなテニスは後半戦から見られず、このファイナルでも打てる所でも強打できない場面が目立ちました。来年以降の課題なのか選手としてこれからずっとこの課題が克服されないかという局面に来ています。

 ディミトロフはチャンスを逃しながらも最後はよいテニスで締めくくれました。ここ一番でメンタルの弱さを見せていたディミトロフもマスターズ優勝で1つ芯が出来て耐えられるようになっている様子が伺えます。バックハンドのフォームは非常に華麗です。

 

ナダル 対 ゴファン

  1st 2nd 3rd result
ナダル 6(5) 7 4 1
ゴファン 7 6(4) 6 2

1ST 

 膝の具合が心配されるナダルは序盤は抑えめに入る。そのせいかサーブにもキレが見られずゴファンにいきなりブレークを奪われる。

 ナダルはいつものベースラインより後ろで構える運動量の使うテニスは膝の状態で無理と判断しかなり前めでリターンするような戦術に変えてくる。

 すると、ナダルのプレッシャーに推されたのかゴファンがリターンをネットにかけてナダルがブレークバックに成功する。

 ここからはナダルに流れが偏りゴファンが苦しくなるもとっさの反応のボレーなどで食らいつくと、強打で押し再びゴファンがブレーク先行する。

 迎えたSFSのゴファンは、しかしダブルフォルトで再びイーブンとなりタイブレークに持ち込まれる。

 タイブレークでは互いにミスがあるなどし5-5となる。ここからゴファンがナダルの緩いリターンをスマッシュしセットポイントを迎えると、そのままゴファンが取り切り1stセットはゴファンが取る。

2ND

 互いに膝の故障がある中、サーブでは明暗が分かれる。

 ナダルは170キロ前半の1stサーブといつもの200キロ近辺の威力がない反面、ゴファンは良いサーブを見せる。

 するとゴファンがナダルばりの大外からのショットを決めるなどし先行ブレークを取る。

 そして迎えたゴファンのサービンフォーザマッチ。しかしナダルも抵抗し、ブレークポイントを握る。すると、1stセットのサービンフォーザセット時と同様にプレッシャーからかダブルフォルトでこのチャンスを逃してしまう。

 第10ゲーム、ナダルのサービスでゴファンに再びマッチポイントが到来するも、ナダルの浅いリターンにゴファンがミスショットしてしまう。更にはナダルのスピンショットでこのピンチを切り抜けタイブレークに。

 更に第12ゲーム、ゴファンが攻め0-40とし3つのマッチポイントを握る。しかしここからナダルの底力が発揮されバックハンドショットが冴え渡り5連続ポイントでこのピンチを防ぎタイブレークへ。

 タイブレークはナダルが先にミスをするも、ゴファンもダブルフォルトを喫するなどピリっとしない。すると、ナダルがゴファンの横を抜くショットを決めるなどしこのタイブレークを制しセットオールとなる。

3RD

 フルセットに持ち込んだものの満身創痍ぶりが見えるナダル。

 序盤でゴファンがブレークすると、ナダルは表情をゆがめる程に痛い様子を見せる。

 するとゴファンは難なく2ブレークし勝負を決めにかかる。しかしナダルも闘志だけは消えずに維持で1つブレークを返し、その後も必死のキープを見せる。

 迎えた第10ゲーム、ゴファンの3度目のサービンフォーザマッチ。ゴファンはこの試合5度目のマッチポイントを握ると、これを取り切りようやく長い試合に終止符が打たれました。

 

 ナダルは明らかに膝の状態が悪く、この試合中でも次の試合の棄権は想像できましたが、正式に次の試合からの棄権を発表しました。これによりカレーニョブスタが2戦目以降ファイナルの舞台に立つことになります。

 一方のゴファンも膝の負傷が完全回復とはいっていない様子でしたがサーブの威力があり何とかギリギリ試合を物にできた印象で次戦以降はまだ様子を見る必要がありそうです。

 

3日目

チリッチ 対 ソック

  1st 2nd 3rd result
チリッチ 7 2 6(4) 1
ソック 5 6 7 2

 互いに流れがいく試合となります。

 ソックも第2戦という事もあり動きが良くラリーでは粘りを見せるものの、チリッチが1stセットを差し切り1セットアップします。

 しかし、2ndセットはチリッチのリターン精度とサーブ精度が共におち、ソックが立て続けにブレークしてファイナルセットに。

 ファイナルセットは逆転に次ぐ逆転となるも、最後はチリッチのミスの多さでソックが競り勝った形となりました。

 

 

フェデラー 対 ズべレフ

  1st 2nd 3rd result
フェデラー 7 5 6 2
ズべレフ 6(6) 7 1 1

 今年は重要な局面で何度か対戦のあった両者。

 芝コートのハレでは決勝。ミスの少ないテニスを披露したズべレフでしたが、それを凌駕する程圧倒的なパフォーマンスを見せたフェデラーには手も足も出ず、ズべレフをネット際に転げさせるパフォーマンスで圧勝しました。

 しかし、モントリオールのロジャーズカップの決勝では腰に不安を抱えたとは言えフェデラーに何もさせずに今度はズべレフが圧勝しました。

 

1ST 

 やや硬い立ち上がりと、双方のサービスゲームが無風状態となり淡々とゲームが進んでいく。

 セット後半になると長いラリーの応酬となりズべレフがやや不利になるも、ズべレフもしっかりついていき互いに主導権を渡さない展開でタイブレークへ。

 タイブレークは序盤にズべレフが2つのミニブレークを作るもこれをフェデラーに返される。その後6-6でも勝負はつかず迎えたフェデラーの7-6カウントからフェデラーのスライス攻めにズべレフが対応できずにフェデラーが1stセットを先取する。

2ND 

 1stセットで長いラリーを取る作戦もフェデラーにかなり走らされた格好のズべレフ。フェデラーは1stセット同様にスライスでズべレフのミスを誘うといきなりのブレーク奪取に成功する。

 第4ゲーム、フェデラーのサービス。ズべレフはフェデラーのスライスからのロブやボレーなどの揺さぶりに対抗していくと、デュースからのロブの対応、更にはフェデラーの上を抜くショットを決め渾身のガッツポーズと共にブレークバックに成功する。

 迎えた12ゲーム、フェデラーのサービス。ズべレフにことごとくリターンを拾われ、かつ大きく打ち上げてしまい3つのセットポイントを握られる。すると、互いのクロスの打ち合いからズべレフが鋭いリターンを返すとフェデラーのフォアクロスがアウトとなり、ズべレフがセットを取り返しセットオールとなる。

 スタッツは互角の数字を示し、ややズべレフに流れがきているのを感じるセットとなる。

3RD

 第1ゲームをズべレフが40-30のキープ。

 第2ゲームはフェデラーが早いテニスで難なくキープ。

 すると第3ゲーム、ズべレフの打ち上げたリターンがわずかにアウトとなり2つのブレークポイントを握られると、ズべレフのクロスがサイドアウトとなり、フェデラーがホメアツの叫び声と共に先行ブレークを握る。

 第4ゲームは簡単にフェデラーがキープすると、第5ゲームのズべレフは40-0とするもそこから強打をネットに立て続けにかけ、更にはチャンスリターンをアウトにしてしまいブレークポイントを握られる。すると、厳しいリターンをネットにかけ2ブレークダウンとなる。ズべレフはラケットを強く噛み悔しさを表す。

 流れは完全にフェデラーへと移り、第7ゲームのズべレフのサービス。ズべレフのリターン精度が明らかに落ち、ポイントを先行しても追いつかれる展開。デュース後、なんでもないリターンをバックハンドでネットにかけフェデラーにマッチポイント。すると最後は2ndサーブをネットにかけダブルフォルトでこの試合を締めくくりました。

 

 第2セットを取った時にはどうなるかわからない展開だったものの、3rdセットでは明らかにズべレフには疲れが見てとれ、普段のラケットを投げつける元気もなく敗れました。しかし、まだトーナメント進出の可能性は残り、3戦目のソック戦で勝負が決まります。

 フェデラーは序盤はやや落ち着いた立ち上がりながらもサービスゲームではほぼ優位に試合を進めており、第2セットでサーブ精度が落ちたものの、ファイナルセットは立て直しました。序盤のスライス攻めでは自身よりズべレフを走らせており、フルセットとは言えそれほど消耗もせずにトーナメント進出となりました。

 

4日目

ディミトロフ 対 ゴファン

  1st 2nd 3rd result
ディミトロフ 6 6   2
ゴファン 0 2   0

 デイセッションはヤングガンズの選手同士の戦いに。

 ディミトロフは動きも良く粘り強いリターンでゴファンを翻弄する。

 ゴファンは足の影響が良くないのか鋭いリターンには追う事ができず、1stセットは6ゲーム連取でベーグルでディミトロフが取ります。

 2ndセットになっても流れはかわらず、ディミトロフがいきなりブレークし、そのままストレートでディミトロフが勝利しました。

 ゴファンは棄権の可能性もあり、カレーニョブスタに次いでデルポトロの代わりに補欠に入っているクエリーに出場のチャンスがあるかもしれません。

 逆にディミトロフは2連勝を飾り準決勝進出を確定させました。

 

ティエム 対 カレーニョブスタ

  1st 2nd 3rd result
ティエム
カレーニョブスタ

 ハードコートになってから本来の調子を失い、思い切りもうまく表現できていないティエムに、ファイナル補欠ながら2試合を戦う事になったカレーニョブスタ。彼の晴れ舞台の2試合はどのような内容になるのかは期待している所です。

 試合はティエムの本来のパワフルな攻めは鳴りを潜めたものの、やや緊張がうかがえるカレーニョブスタを押し切った格好で勝利しました。

 カレーニョブスタはそのパフォーマンスから最終戦も難しい結果が予想されます。

 一方のティエムはゴファンとの準決勝進出を掛けた試合がまっています。

 

5日目

ズべレフ 対 ソック

  1st 2nd 3rd result
ズべレフ 4 6 1
ソック 6 1 2

 共に初出場で初の準決勝を狙う二人。

 入場シーンでは互いに引き締まった緊張を持っての入場となる。

1ST

 第2ゲーム、ズべレフがいきなりの2ブレークポイントを握るも、ネットに出た所を対応されたズべレフのリターンに脅威の反応でリターンしたソックがキープする。

 第3ゲーム、ソックの強烈な回り込みのフォアリターンで2つのブレークポイントを握るもデュースに。最後はズべレフがセンターへエースを決め両者踏ん張る形のキープが続く。

 第6ゲーム、ズべレフにブレークポイントを握られるもズべレフがリターンをネットにかけここも凌ぎ切る。

 第7ゲーム、ズべレフがリターンをネットにかけ、またもソックが2ブレークポイントを握る。ズべレフは早くもラケットを投げつけると、ソックが観客をも完全に逆を付くフォアリターンでソックが先行ブレークを握る。

 第8ゲーム、ソックがダブルフォルトでズべレフが3つのブレークポイントを握るチャンスを迎える。しかしソックがセンター、ワイドとサーブを使い分けこのピンチも凌ぎ切る。

 1stセットはこのままソックが押しきります。

 互いに多くのブレークポイントを握るものの、ここ一番でのソックの集中力とサーブの良さが光りました。

2ND

 第2ゲーム、ソックのサービス。ソックの左右のよいリターンにしっかり反応したズべレフが2つのブレークポイントを握ると、ソックのリターンがネットにかかりズべレフのレッツゴーの掛け声とともに初ブレークを果たす。

 このセットはその後もズべレフに流れがいきゲームカウント6-1でズべレフが取りセットオールとなる。

3RD

 第1ゲーム、ズべレフがいきなりブレークポイントを迎えると、互いに左右に振り合ったリターンでソックの攻めの逆クロスが僅かにラインを外れズべレフがガッツポーズと共に先行ブレークを奪う。

 第2ゲーム、ズべレフは2本のダブルフォルトで今度はソックに2つのブレークポイントが来る。ここでズべレフのイージーなリターンがネットにかかり、今度はソックが大きな雄叫びと共にブレークバックとなる。

 第4ゲーム、ズべレフはまたもダブルフォルトによりソックに2つのブレークポイントを与える。更にはデュースからズべレフが前に出てきたソックを抜いたかに見えたショットはわずかにオーバーとなり3度目のブレークポイントを握られると、またもやダブルフォルトでソックが逆転のブレークを果たす。

 第7ゲーム、お互いの凌ぎあいのラリーでソックがネットにかけるなどし、ズべレフに2度のブレークポイントが来る。するとお互いのスライスの応酬から最後はソックのリターンがネットにかかり白熱のイーブンとなる。

 第10ゲーム、ズべレフのサーブ。30-30からネットにかかるダブルフォルトでソックに急なマッチポイントが到来する。するとズべレフのリターンがアウトとなり、ソックが自身も信じられないというリアクションを見せ準決勝進出を果たしました。

 

 試合中も好不調の波が入り乱れたズべレフに対してソックは比較的安定したテニスを見せました。回り込んでのフォアも強烈ですがスライスでしっかり粘る所を見せており、1か月前は考えられない状況に自分を立たせています。準決勝はどんな試合となるでしょうか。

 

6日目

ティエム 対 ゴファン

  1st 2nd 3rd result
ティエム 4 1   0
ゴファン 6 6   2

 勝った方がフェデラーに挑戦するこの対戦。しかし結果は見せ場もほとんどなくゴファンのストレート勝利となりました。

 ゴファンは勝ち上がりましたがフェデラーに勝つのは難しいと言わざるを得ないでしょう。しかし、ここまで来れた事はローランギャロスでの悲劇を思えば望外の復活と言えます。

 敗れたティエムはハードコートシーズンでは何も残さず、昨年と同じ課題を残して来シーズンを迎える事となりました。

 

セミファイナル 準決勝

フェデラー 対 ゴファン

  1st 2nd 3rd result
フェデラー 6 3 1
ゴファン 2 6 2

 対戦成績では圧倒しているフェデラーが登場します。ゴファンは打開策いかに見つけるかがカギとなりそうです。

 1stセットからフェデラーの速いペースにゴファンが全く対応できず、リターンの精度がよくありません。

 次々とブレークを決めるフェデラーがわずか32分で1stセットを取ります。

 

 2ndセットになるとゴファンがリターンの感覚をつかんだのかややラリーができる展開となると、ゴファンが数少ないチャンスを物にしてわずかの差で物にしセットオールとなる。

 フェデラーはチャンスは数多くありながらものにできずかなりイライラを募らせてるのが見て取れます。

 

 3rdセットはその流れのままゴファンいきなりのブレークを見せると、その後はゴファンが必死に耐えて、信じられないという表情で首を振りながらも勝利の余韻に浸ります。

 フェデラーは今シーズンわずか5敗ながらファイナルは決勝に進む事ができませんでした。

 

ディミトロフ 対 ソック

  1st 2nd 3rd result
ディミトロフ 4 6 2
ソック 6 0 1

 全勝で貫禄をつけつつあるディミトロフに、ラッキールーザー的な位置ながらも失う物のない振り切った元気で勝ち上がったソック。

1st

 

 

ファイナル 決勝

ディミトロフ 対 ゴファン

  1st 2nd 3rd result
ディミトロフ        
ゴファン        

 初優勝がきまる決勝は、これまで活躍の場があまりなかったヤングガンズによる対決となりました。

 ディミトロフはシンシナティーマスターズの優勝からメンタルの弱さを克服したように安定感が増しており、年初の勢いを完全に取り戻してここまできました。

 一方のゴファンは体調的に万全かは疑わしい中粘りのテニスと思い切りのよいショットを見せフェデラーにも粘り勝ちをしたように自力がどんどんついています。

 過去の対戦はディミトロフが圧倒的にリードしていおり、ディミトロフの調子が続けばゴファンはかなり厳しい戦いとなるでしょう。

 

 

 

 

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