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2017 ATP1000 イタリア国際(ローマ)オープン 1回戦 ゴファン選手いきなりの苦戦 ディミトロフデルポトロ勝負の行方は

ー 5月14日(日)から1回戦が行われている、ATP1000マスターズ大会のイタリア(ローマ)オープンの注目カードで、早速ゴファンが登場し、ラッキールーザーのブラジル出身のベルッチによもやの大苦戦を強いられました。

 

ゴファン 対 ベルッチ

  1st 2nd 3rd Result
ゴファン 6(5) 6 6 2
ベルッチ 7 3 4 1


 立ち上がりから強いストロークで攻めるるベルッチに対してゴファンは連戦の疲れからやや左右の揺さぶりに手こずる。互いに2ndサーブでのポイント獲得に苦労し、ブレークポイントを握られると凌げないゲームが続く、互いに2ブレーク同士でタイブレークに突入すると、ベルッチがライン際に左右に鋭いショットを決め、タイブレークカウント7-5でベルッチがセットを先取する

 2ndセットになっても流れは変わらず、ベルッチのブレークでゴファンは苦境に立たされる。あまりの不甲斐なさにネットに当り、ラケットを投げるなど普段見られないゴファンの憤りが見えた。

 しかし、ここからゴファンは運動量を減らして積極的な攻撃をせず、待ちのテニスに、これが功を奏し、勝負を焦るベルッチが要所でアウトショットを打ち、5ゲーム連続ゲームを取ったゴファンがゲームカウント6-3でセットオールとする

 ファイナルセットは互いにサービスゲームで危なげないプレーでキープを続けると、第9ゲームのベルッチのサービスゲームでベルッチがミスを連発し2つのブレークポイントを握ると、ベルッチのクロスのショットがアウトになり、ゴファンがブレークし、一気にSFMへ。

 しかし、ここでゴファンも勝負を焦り2つのブレークポイントを握られる。だがクレーコートで結果を残してきたゴファンはベルッチとのメンタルの違いを見せつける。失敗を恐れない鋭いショットでラインを抜くなどデュースに持ち込み、最後はセンターへのサービスエースでフルセットの試合を締めくくりました

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 スタッツ的にはベルッチもさほどミスをした感じではないです。実際ストローク戦では厳しいコースにかなり決めてました。ただ、ここぞの時に力んだり、あるいはかなりのイージーなボールをスマッシュミスというのは印象に残りました。

 ゴファンが6つのブレークポイントを全てブレークにつなげたのはゴファンのショットが良いというよりもベルッチの攻め急ぎや気負いからくるミスの方が多かったです。また、ゴファンはエラーは少ないのですが、勝負にいく回数自体が少なく、抑え気味なのか、力が入らないのかが微妙ですが、試合後に疲れ切った表情を見せていました。

 ここにきてゴファンにかなり疲れがたまっている感じで、チリッチ戦で良いテニスができるかは初戦を見た限りは未知数になってきた印象です。

 

ディミトロフ 対 デルポトロ

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  1st 2nd 3rd Result
ディミトロフ 6 2 3 1
デルポトロ 3 6 6 2

 マドリードでティエムと激戦を繰り広げ、3月からの不調を脱して全仏に調整してきたディミトロフと、今シーズン今一歩調子を上げてこれないデルポトロとの試合。日本時間の深夜26;30試合開始予定です。

 立ち上がりから互いの強烈なフォアが決まり観客を沸かせる。しかし、ストロークとなると左右の動きではディミトロフが上回る。第6ゲームのデルポトロのサービスゲームではデルポトロが声を張り上げるくらいの強烈なフォアを放つもディミトロフも強烈なリターンで返し、ディミトロフが打ち勝つ見ごたえある攻防。デュースからデルポトロはリターンを連続でネットに掛けて、ディミトロフが先行ブレークを奪う1stセットはそのままディミトロフが6-3で先取する

 2ndセットの第2ゲームはまたも激しいラリーの応酬。デルポトロがフォアのクロスを炸裂させ、2度のブレークポイントを奪うとロングラリーからのディミトロフのライン際のクロスがわずかにアウトになり、デルポトロが先行ブレークを奪う

 勢いを取り戻したデルポトロは第3ゲームもセンターへのサービスエースでラブゲームキープと流れにのる。そして、第8ゲーム、2つのセットポイントを迎えたデルポトロは、ディミトロフのショットがアウトになった事により6-2でセットを取り返す

 ファイナルセットはお互いにキープが続く中、第8ゲームディミトロフのサービスゲームで2回のブレークポイントをデルポトロが握ると、最後はディミトロフがダブルフォルトを喫してしまい振り向きざまに見事なラケット破壊を見せる。デルポトロがブレークを握りゲームカウント5-3とする。

 第9ゲーム、デルポトロのSFM。ディミトロフが集中力が切れたのか立て続けにリターンを淡泊にネットに掛けると、最後もディミトロフがネットにかけ、デルポトロが逆転で試合を制しました

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  走行距離はディミトロフの2200mに対してデルポトロは1869mに抑えるなど、運動量ではなく、要所のショットで対応したデルポトロ、2ndセットからは無理なリターンは追わずに、現状の自分の状態を見極めたテニスを見せました。

 ディミトロフは序盤はフットワークの良さと鋭いショットを見せていましたが、2ndセットでは立て続けにミスを出し、リズムを崩しました。ブレークポイントの数も11を数え、耐え切れませんでした。3rdセットも粘ってはいましたが、最後は集中力が切れてしまいました。

 とは言え、長いラリーになると互いのフォアがクロスやストレートに迫力のある打ち合いとなり見ごたえのある試合でした。

 デルポトロは現在34位、全仏シード入りのランキング32位を一つの目標としておりますが、フェデラーの欠場やモンフィス、ツォンガの状態如何ではこの1回戦突破は非常に大きく、シード入り濃厚と言えそうですが、2回戦を突破すればほぼ確実にシード権を獲得できる状況となりました。

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