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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

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2017 ATP1000 マドリードマスターズ 3回戦 シード選手動向マレー敗退

 5月11日(木)夜から行われたマドリードオープン3回戦は注目カードが目白押しとなりました。(以下選手敬称略)

2017 ATP1000 マドリードマスターズ 3回戦 錦織 対 フェレール 戦

マレー 3回戦でチョリッチに敗れる

  1st 2nd 3rd 4th 5th Result
マレー 3 3       0
チョリッチ 6 6       2

 

終始チョリッチが試合を支配

 立ち上がりから順調にキープしていくも、マレーは強打を打つとコントロールを失うショットを連発。チョリッチはネットプレイを要所で決め、6度中6度をポイントにつなげ、1stセットから3つのブレークを奪い、6-3でチョリッチがセット奪取する

 2ndセット、互いにキープが続くも第8ゲームにイージーなリターンショットを立て続けにアウトし、チョリッチが3つのブレークポイントを握り、クロスの打ち合いでまたしてもマレーがアウトし、ラブゲームでブレイクを許すと、第9ゲームのチョリッチのSFMでチョリッチが、ドロップを放つとマレーがこのリターンをアウトし、セットカウント2-0のストレートでチョリッチがマレーを破りました

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ラッキールーザーからのランキング1位勝利

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 チョリッチは予選2回戦にククシュキンに敗れたものの、ガスケ選手の辞退によりラッキールーザーとして1回戦から登場しました。

 この試合は、ストロークでの主導権はチョリッチが多く握りました。マレーは左右に追い込んでからのストレートショット以外ではポイントを思うように獲得できず、またチョリッチはマレーをよく動かしていました。

 マレーの調子がクレーシーズンになっても上がってこないのは少し気掛かりな所ですが、チョリッチもまだ20歳と若く、ズべレフ、キリオス選手らと次代を担う選手になろうとしています。

その他の注目試合

ティエム 対 ディミトロフ
  1st 2nd 3rd result
ティエム 4 6 7 2
ディミトロフ 6 4 6(9) 1

 第8シードのティエムと第12シードのディミトロフの試合は本日一番の白熱バトルとなりました。

 1stセットから互いに厳しいコースを突く強打の応酬。2ndセットに入るとディミトロフがコート深くでティエムのリターンを打ち返す展開に、ティエムは力が入ったショットを連発するも、ディミトロフがしつこく対応し、このセットをディミトロフが取りセットオールとなる。

 ファイナルセットはディミトロフが先にブレークを奪い有利に立つも、ティエムの構成は衰えず、甘いリターンは全て強打しブレークバックしタイブレークへ。

 ディミトロフはタイブレーク6-3と3つのマッチポイントを握るも、そこからティエムが深い位置に強打を連発するハートの強さを見せイーブンに、以降は互いにマッチポイントを握りあう息をのむ展開の中、最後はディミトロフのリターンが大きくアウトしティエムが会心の歓喜を上げる。

 互いの攻守に迫力があり、特にティエムにピンチが多かった印象ですが、そのような状況で強打を連発しました。マッチポイントを握られても自ら仕掛け、ライン際への強打をためらいなく打てるハートの強さは今後の活躍を期待させます。

 ディミトロフもここ最近の中ではよいテニスを見せてましたが、最後の最後はメンタルの部分が持たなかった印象です。しかし、それほどティエムの圧力が凄まじかったという事でしょう。

ラオニッチ 対 ゴファン
  1st 2nd 3rd result
ラオニッチ 4 2   0
ゴファン 6 6   2

 復帰戦のインスタンブールオープンで準優勝のランキング6位のラオニッチと、最近何かと話題のランキング10位のゴファンの試合はゴファンのストロークの正確性が光り、またサービスも良く、ラオニッチがリターンを返せない場面が目立ち、一方的な内容となりました。クレーコートですとゴファンの方が1枚上手という印象をつけた試合でした。

ナダル 対 キリオス
  1st 2nd 3rd result
ナダル 6 6   2
キリオス 3 1   0

 この日最も注目を集めたカードですが、いつもと違いキリオスの動きに躍動感が見られず、かといってイラついているような素振りも見せず、淡々とナダルに屈したという印象の試合です。

 キリオス選手は先週祖父を亡くし大会を欠場しており、その影響が少なからず出ている印象です。

 対するナダルも本調子かどうかはわからないですが、時折見せるライン際を鋭く突くショットで隙はあまりなかったです。

 

錦織は現状のジョコビッチを打破できるか

 ここまでジョコビッチに10連敗の錦織。昨シーズンの調子が落ち始めたジョコビッチの前にも完膚なきまで叩きのめされて苦手意識も心配されますが、現状のジョコビッチは打破しないといけない相手と見ます。

 ジョコビッチは今シーズンランキング8位以上との対戦はこれが2回目と少ないです。つまりは、どの大会でもほとんどが格下選手との対戦で姿を消しているという事です。試合を見る限りですと、強い攻めはほとんど出来ず、凌いで勝利するうまいテニスプレイヤーという位置づけになっている感じです。ランキング8以上で対戦した唯一の対戦相手マレーには勝利してますが、現状のマレーを見ますと、彼もまた違った意味で本領を発揮できていません。

 グランドスラムをここ数年で取るためには、今日のこの試合は取っておきたい試合、この試合を取ってクレーの魔人ナダルor好調を維持するゴファンとの対決を期待したいです。

 

 

 

 

 

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