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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

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ナダル クレイコートでの強さ

 シーズン序盤からある程度の成績を残せていたナダルは、ここに来てその本領を発揮しています。

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往年の粘りに陰りが見られたシーズン序盤

 ブリスベン大会QF、ラオニッチに力で押されて敗退。

 全豪オープン決勝、流れを得ていたはずのフェデラー戦で粘り強さが足りずに敗戦。

【速報中→結果】2017全豪オープンテニス F 決勝 フェデラー 対 ナダル

 アカプルコ決勝、クエリーに押し切られての敗戦。

 インディアンウエールズマスターズ4回戦、フェデラーにあっさりストレート敗戦。

 マイアミマスターズ決勝、フェデラーに完敗。

 

 シーズン序盤は成績こそ決勝3度で、対戦相手が復活して力強い攻撃力を披露していたフェデラー選手に3度阻まれている事はあったものの、ここ一番での粘り強さに欠ける部分があり、早い攻撃には対応できない部分があり、衰えが見えていました。

 

本領発揮のクレーコートシーズン

 この調子だと、クレーコートシーズンに入っても苦戦するのでは、と思われました。

 しかし、モンテカルロマスターズの初戦の入りこそ苦戦したものの、そこからは尻上がりに調子を上げていき、第2セットになると相手の心を折るかのような圧倒的な内容が続いています。

 バルセロナでの対ティエム戦は力強いテニスでいい試合が予想されましたが、1セット目を機を見たわずかなチャンスで掴むと、2ndセットは一方的な流れになりました。

 

序盤は相手によって戦術を変化させる柔軟性

 ナダル選手の場合は類まれな身体能力と、相手を見る洞察力にも優れています。そのため、1stセットの1、2ゲームは様子を見る場合が多く、そのテニスにより対応していきます。ティエム戦も4ゲーム目以降は深く構えてのプレイに終始していました。

 また、チャンスと見た時の集中力もすさまじく、ライン際に厳しいコースに正確にショットがコントロールされます。また、相手が苦しい強打で応戦した場合もそれを跳ね返し、どこに打ったらポイントを取れるのかわからない精神状態に追い込みます。

 

2ndセットで相手の心をへし折る

 とりわけ2ndセット目のスタッツはモンテカルロ3回戦からどの試合でも圧倒的です。サーブスタッツではポイント率が1st、2nd共に70~80%の圧倒的なポイント率を誇り、かつエラーも抑えてきます。というよりも相手は攻めるしかなくなり、ナダルのどこまでの拾う守備力に根負けしてネットやアウトにするなど、コントロールを失なっていきます。1stセットでは善戦しても2ndセットで崩れ去る理由であり、韓国のチュン選手やティエム選手などの試合もそのような展開でした。

 

体の状態や精神的充実は昨年以上

 クレーコートのこの2大会での尻上がりの出来から考えると、今後の大会でも大いに活躍が期待できます。そして、その仕上がりは昨年を上回ります。今年は序盤のハートコートでもそれなりのポイントを獲得できており、トップ4返り咲きは時間の問題でしょう。

 また、マレー、ジョコビッチ選手に復調の兆しが見えないため、今年はフェデラー、ナダルの2強になる可能性すらあります。シーズン後半は失効ポイントも少なく、彼ら2人に肉薄、あるいは抜く事すら現実的です。

 昨年はオリンピックでメダルを逃し、シーズン終盤はモチベーションの低下や怪我でシーズンを早めに休養し、選手として下り坂を思わせたナダル選手ですが、この元気な姿を長く続けて、昨年はたまたまの不振だった事を見せつけて欲しい所です。

 

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