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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

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2017 ATP500 バルセロナオープン QFベスト8 杉田選手敗戦 マレー、ナダル戦等

 4月28日(金)日本時間19;30からベスト8の4試合が行われています。

 杉田選手はティエム選手、マレー選手、ナダル選手などが試合を行います。

 

ティエム 対 杉田

 ラッキールーザーからシード選手を立て続けに破りベスト8に進んだ杉田選手は、クレーでのテニスを得意とするランキング9位の第4シードティエム選手と対戦しました。

  1st 2nd 3rd 4th 5th Result
ティエム 6 6       2
杉田 1 2       0

 立ち上がりから強気の攻めを見せる杉田選手はいきなりのブレークでのスタートを切る。しかし、直後にティエムのスピンの効いたリターンにアウトやネットにかけるなどコントロールを失いブレークを許す。3ゲーム目からはティエム選手がスピンの効いたスライスリターンを多用し、甘くなるとストレートの強打で杉田選手を寄せ付けない。第1セットは以降の杉田選手のサービスを全てブレークし、6ゲーム連取でティエム選手がセットを取る。

 2ndセットも序盤はいきなり杉田選手がブレークするものの、ティエム選手は落ち着いて1stセットの途中からのスライスを多用し、杉田選手の強打のコントロールが定まらない。次々とブレークしていくと、終盤は杉田選手がスマッシュボールをネットに掛けたり、あからさまに集中力が切れたような仕草をするなどして調子を立て直せず、ブレークを許し、ストレートでティエム選手に敗れてしまいました。

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 セットの入りはよかったものの、ティエム選手の即座の対応は見事でした。

 サーブスタッツはティエム選手もそれほどいい所はなかったのですが、杉田選手のサービスゲームではリターンを狙い、杉田選手の7回のサービスゲームのうち6度を破りました。

 サービスゲームで優位性を保てない杉田選手は打開するすべがなく、精神的にもどんんどん追い込まれて、試合をやってる最中は相当厳しい精神状態になった事が終盤のスマッシュ失敗などでわかる所です。しかし、これも大きな経験です。上位シード3選手とATP500というグレードの大きな大会で対戦できた事を糧として頑張って欲しい所です。

 試合の所要時間は52分とクレーとしてはかなり短く、本来あまり試合巧者というタイプではないティエム選手が杉田選手のフォア対応のためにスライスを多用するなど頭も使った戦略を見せ、トップ10を維持している事の理由を証明しました。

 

マレー 対 ラモス

  1st 2nd 3rd 4th 5th Result
マレー 2 6 7     2
ラモス 6 4 6(4)     1


 今シーズンこれまでらしさを見せていないランキング1位のマレー選手と、モンテカルロでマレー選手を破り、準優勝を果たしたラモス選手のリベンジマッチです。

 1stセットからラモス選手が押していき、マレー選手はショットの精度も書きます。ロブショットも読まれ、全く良い所のないマレー選手が、最後のリターンもひっかけてあっさりと6-2でラモス選手にセットを奪われます。

 2ndはお互いがキープを続けた第7ゲームに、マレー選手のサービスゲームで2つのブレークポイントを凌ぎ、更に第9ゲームではダブルフォルトなどで3つのブレークポイントを握られてもマレー選手がネットに出ての積極的なプレイでこれも凌ぐ。

 すると、第10ゲームラモス選手のサービスゲームでマレー選手がブレークポイントを握ると、これもネットに出るプレイでポイントを奪い、何度もあったピンチをしのぎ、1チャンスをものにしてセットオールとする。

 3rdセットはラモス選手が早々にブレークを果たすものの3ゲームが終了した時、ラモス選手が左足の修復のため、テクニカルタイムアウトを取る。すると第4ゲームではマレーの横の揺さぶりに体が反応できずラブゲームでブレークバックを許す。

 第9ゲーム、マレー選手のサービスでブレークポイントを握るラモス選手は、互いのコードボールの末、マレーのリターンがネットを割らず、ラモス選手が再びブレークを果たす。第10ゲームのロペスのサービンフォーザマッチ、ここでロペス選手がポイントを焦り逆クロスをアウトしてしまい、再びブレークバックを許し、タイブレークに突入。

 タイブレークは体力を維持するマレー選手が主導権を握り、ロペス選手は足首の痛みに疲れも出始め、外に追い込まれてのネットプレイで次々とポイントを取られ、最後はラリーの後ロペス選手がリターンをアウトし、フルセットの末、マレー選手が勝利しました。

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 勝ちはしたものの、非常に苦労した勝利でした。試合が終わった後もベンチに座りゆっくりを息をした後立ち去りました。

 エラーを52本も出しており、終始安定性に欠けている所があり、ブレークポイントの数は3対11でラモス選手の方が多くのチャンスがあったものの、マレーは3つのブレークポイントで確実にブレークを果たしたのも効きました。勝負所では力を発揮した事になります。

 まだ、本調子とは言い難いできで、ティエム選手に対応できるかどうかの懸念があります。

 

ナダル 対 チュン

  1st 2nd 3rd 4th 5th Result
ナダル 7 6       2
チュン 6(1) 2       0

 予選から勝ち上がったチュン選手がナダル選手にどう立ち向かうか。

 序盤から早いリターンでナダルに自由を与えないチュン選手がナダル選手にラリーでも力負けせず、第3ゲームは先にチュン選手がブレークに成功。会場もどよめく。その後もナダルの厳しいコースのショットも強いショットでリターンし、会場に異様な空気を持ち込む。しかし、勝負所でギアをあげるナダル選手は左右に振るショットやロブ、ネットプレイを使いチュン選手を揺さぶりブレークバックに成功し、タイブレークに。

 タイブレークでは強いショットでチュン選手を圧倒し、ナダル選手が先取する。

 2ndセットになると必死に抵抗するも、チュン選手が堪えきれず、ブレークを次々に許し、最後はサービスエースで締めくくる。

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 序盤はチュン選手がナダル選手を押しており、ラリーでも優位性を保ってもしや?の予感もよぎる程の出来であったが、第6ゲームでのブレークをきっかけに態勢を逆転させる。それでもチュン選手は食らいつきタイブレークまで持って行ったのは大健闘。しかしタイブレークでは力の違いを見せつけ、2ndセットでは疲れの見えるチュン選手を翻弄した。

 チュン選手もマッチポイントを握られた後にネットにかすった強烈なストレートを決めたりと見せ場を何度も作ったものの、ナダル選手では相手が悪いという所でした。ズべレフ選手に完勝したのも納得の出来でした。

 

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