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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

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16/17CL バルセロナ 対 パリサンジェルマン(PSG) 詳細結果 スタッツ

3月8(水)28;45~

ホーム:バルセロナ:カンプノウ

スコア  バルセロナ 6 - 1 パリ・サンジェルマン

得点

 前半 3分 スアレス

 前半40分 OG(イニエスタ)

 後半 5分 メッシ(PK)

 後半17分 カバーニ

 後半43分 ネイマール(FK)

 後半46分 ネイマール(PK)

 後半50分 セルジ・ロベルト

 

スタメン

 パリサンジェルマン

 GK ケビン・トラップ

 DF ムニエ マルキーニョス シウバ クルザワ

 CMF ベラッティ ラビオ マテュイディ

 WG ルーカス ドラクスラー

 CFW カバーニ

 

バルセロナ

 GK テアシュテーゲン

 DF マスチェラーノ J・ピケ ウンティティ 

 MF ラキチッチ ブスケツ イニエスタ ラフィーニャ

 FW メッシ スアレス ネイマール

 

 ファーストレグの4-0の結果から逆転が不可能に見えましたが、劇的な逆転勝利をバルセロナが収めました。

 

エンリケ監督の解任発表

 前回のパリでの大敗を受けて、その後のリーグ戦等では勝利していたものの、メディアや周囲では常に不安が指摘されていた最中、3月上旬にエンリケ監督が今シーズン限りでの退団を公言しました。

 監督解任が発表された時の時期が、チームも調子を取り戻しつつあった時だっただけに驚きをもって伝えられましたが、大方の見方としてはそこまで否定的な見解よりは、やむなし、あるいは妥当性はあると見られていました。

 CL大敗のバルセロナ エンリケ監督 試合後の対応に見える監督の資質

チアゴシウバの復活が仇となったのか

 この試合は、前の試合で大活躍の守備を披露したキンペンベがベンチに下がり、長くチームを支えるチアゴ・シウバがCBのリーダーとして試合に挑む。

 しかし、4点のリードがあるためラインは低めに設定し、相手にボールを持たせる展開となった事が状況を苦しくさせる。

 前半3分、PA内の混戦からスアレスが頭でうかしたボールがゴールに吸い込まれ、いきなりの失点を喫する。

 まだリードがあったものの、これ以降もパリは防戦一方となる。

 またバルサもボールを持ったらシンプルに縦に運んだり、サイドに散らしたりと工夫を見せる。

 前半40分スアレスがイニエスタに浮き球のパスを通すと、DF3人に囲まれながらもイニエスタがボールをキープし中央い折り返すと、これがクルザワのオウンゴールを誘う。

 戦術とはいえ、対人のスピードではキンペンベに劣るシルバがポジションも悪く守っているのに失点をしてしまう悪循環にはまっていく。

 

 前半は2-0で終了し、ホームの大歓声がこだまする。

 

カバーニのゴールで試合は終わったかに見えた

 後半もバルセロナが攻め、後4分に、ネイマールがドリブルした所を、ムニエがバランスを崩したのを利用し、ネイマールが誘うような形で倒れ、これがPKとなる。

 このPKメッシが決め、ついにあと1点という所まで迫る。

 しかし、この後パリのカバーニに2度のチャンスがあり、1度目はポストに嫌われたものの、2度目のクルザワからのパスを強烈に叩き込む。この時点で再びバルセロナは3点が必要となり、絶望的な状況となる。

 この時のエメリ監督の喜びようがその状況を物語る。

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 そして、そのまま責められながらも後半残り5分を切り、ほぼ勝負は決まったかに見えた。

 しかし、ロスタイム間際のネイマールの左45度からのFKがニアに鋭く決まる。

 ロスタイム、中央からのロングフィードにスアレスが抜け出し、遅れたマルキーニョスが手でスアレスを倒しPK。これを今度はネイマールが決める。

 そして、ラストプレイに、中央になだれ込む選手達の外でネイマールがクロスを上げると、タイミングよく抜け出したセルジ・ロベルトが執念のこもったシュートでゴールネットを揺らし、奇跡の劇場が完結しました。

 

ボールを持たせただけでなく、中央の守備も崩壊

 シュートスタッツのみを見るとパリにもチャンスはあったように見えます。

 ただ、この日のバルセロナはパスで崩せない場合はあっさりサイドに展開して、中央に入れたり、DFからのロングフィードもふんだんに使っておりました。大量得点が必要なのでゆっくりパスを繋げる時間の余裕がないのもありますが、これに関してはここ2シーズン取り組んでる攻撃パターンが生かされたと感じます。

 MSNの中では一番存在感がなかったメッシなのですが、シウバがメッシを徹底的にマークした分、その他でのカバーリングで脆さを見せてしまいました。つまりはメッシはパリの守備を風穴を開ける役には立っていました。また、イニエスタが攻守両面で頑張り、後半20分で交代するまでよく働きました。

 パリは序盤からラインを低く、構えての守備でしたが、シウバの衰えのせいか、左右に振られたりするとフリーなスペースが随所に見られ、そこを突かれた形です。

 また、守備も勇猛果敢というよりは、ただなんとなく、というイメージで球際の強さも感じませんでした。1点目のスアレスに決められたゴールや3,4点目のゴールは守備が少し怠慢(FKの際の壁の作りも少し気が抜けていた)な所がありました。シウバは本来キャプテンシーも含めての世界最高のDFだったはずですので、明らかに衰えており、現状ボヌッチやボアテングやファンダイクに劣っていると感じます。

 

結局両監督が解任濃厚という惨事に・・・・ 

 1streg終了時に、

「I think Luis Enrique should be sacked and if PSG blows this advantage, Unai Emery should be sacked too.」

(エンリケは解任されるべきだが、エメリが2ndレグで逆転されようものなら同じように解任されるべきだろう)

 16/17CL 1stleg パリサンジェルマン(PSG) 対 バルセロナ 詳細結果 スタッツ

 と言われていたわけですが、エンリケ監督が辞意を表明した上で逆転勝ちをしてしまいました。

 パリは今もリーグアンで首位をモナコに譲っています。試合内容も決してリーグアンで圧倒的な力を見せているわけではありません。つまりは、CLの結果が良い事によりエメリが監督で居続ける事ができました。

 しかし、このような大逆転を食らってしまっては、ファンはともかくパリの上層部が黙って見過ごすとは思えません。

 この試合はどちらかの監督の解任を賭けたバトルと書いてきましたが、、結局の所、両方の監督が解任となってしまう事が濃厚という寂しい結果になりそうです・・。

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