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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

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16/17CL パリサンジェルマン(PSG) 対 バルセロナ 詳細結果 スタッツ

2月14(火)28;45~

ホーム:パリサンジェルマン:バルク・デ・フランス

スコア  パリ 4 - 0 バルセロナ

得点

 前半18分 ディ・マリア FK

 前半40分 ドラクスラー

 後半10分 ディ・マリア

 後半27分 カバーニ

 

スタメン

 パリサンジェルマン

 GK ケビン・トラップ

 DF ムニエ マルキーニョス キンペンベ クルザワ

 CMF ベラッティ ラビオ マテュイディ

 WG ディ・マリア ドラクスラー

 CFW カバーニ

 

バルセロナ

 GK テアシュテーゲン

 DF セルジロベルト J・ピケ ウンティティ アルバ

 CMF アンドレゴメス ブスケツ イニエスタ

 FW メッシ スアレス ネイマール

 

  試合後のエンリケ監督につきましてはこちら

CL大敗のバルセロナ エンリケ監督 試合後の対応に見える監督の資質 - 週末はスポーツ観戦

 

 スコアを見てビックリの大差で1stlegを終えました。

 

下馬評はバルセロナがやや有利

 試合前の下馬評で言えば、バルセロナが有利と言われておりました。

 その理由としては、バルセロナというよりもパリサンジェルマン(以下パリ略)の方が不安定な戦いを見せていたという所があります。

 戦力均衡が整わないリーグアンで独走で昨年までは首位を走る事が多かったパリは、今年は2,3位に甘んじています。リールやモナコの躍進もありますが、パリ自身も安定しない戦いに終始しておりました。イブラヒモビッチの退団、ルイス退団(構想外)、シウバの衰えや怪我などもありました。

 方やバルセロナもそこまで安定しているとは言い難いです。

 前線のMSNの働きや流動性に若干の陰りが見られ、かつ中盤では前線と守備に運動量と質を提供していたラキティッチを外し、アンドレゴメスを重要するようになりました。ラキティッチの不振が原因とは言え、現在のバルサは守備と攻撃の間の組織が分断されており、ピンチを迎えると容易にDFラインが崩れるようになりました。

序盤からチャンスを作り続けるパリ

 試合は序盤からパリが攻勢。中盤のルーズボールを拾い右からディ・マリアが長いボールを送ると、これが抜け出したカバーニの足元に通って1対1の大チャンス。も、トラップでもたつきピケのディフェンスを許す。

 それでも流れはパリで、ウンティティのファールでドラクスラーが倒されてFKを獲得。壁を作るのにやりあう両陣営を他所に、ディ・マリアが壁の上を超えるゴール右隅に決める。

 バルセロナも反撃、前半26分に中盤のボールの奪い合いからネイマールがドリブルを開始。MFやDFをひきつけながら右へとパスを出し、絶好の1対1の場面を演出。しかし、アンドレゴメスがシュートを打つ判断より早くトラップが前に出てシュートをブロックした。

 前半40分パリに追加点。中央でヴェラッティが4人ひきつけて右にパスを出しドラクスラーが前に出てくるテアシュテーゲンの横を抜くシュートを決める。

 パリの中盤のラビオ、マテュイディ、ヴェラッティの走攻守に渡る活躍に、前半シュート2本に終わるバルセロナ。

 

バルセロナの反撃の糸口は見えず

 後半も流れは変わらない。後半9分、中盤でボールを奪って左サイドのクルザワが長い距離を中央に走り込みディ・マリアへパス。ディ・マリアは相手が4人囲んでいるにもかかわらずほぼフリー同然に構えてのシュートがゴール左上に決まる。この寄せの甘さは異常。

 そして今度は右サイドのムニエが中央に長い距離を切れ込んでいき、抜け出すカバーニにグランダーのパス。カバーニはこれを寄せに来たピケより早く足を降りぬき鋭くゴールマウスを破った。

 パリの4発の圧勝劇でした。

 前半は中盤の総合力で勝っていましたが、後半は無理せず引いて両サイドの攻撃性能を生かして効率よく点を決めたのが印象的です。

 

ボールを持ててすらいなかった

 スタッツで見ますと、ボールポゼッションは若干バルセロナが上回ってますが、この数値差ですと、持たされてすらいません。

 ここ最近のバルセロナはそれまでと違い、カウンター頻度が高まり、ボールを持つ割合が減りました。それでも前線の個で得点が出来ていましたが、個で打開できない場合の連携に課題があります。

 パリはボールを持ったらゆっくり構えるのではなく、早く左右にボールを散らします。ドラクスラーでもディ・マリアでもポジションを頻繁に入れ替えて相手DFがマークに付きづらい状況を作り、スペースが空いた所から空いた所へパスを出せていました。

 また、3,4点目などはDFが前にいるにもかかわらずしっかりとシュートを打たれてしまいました。この部分の守備の決まり事やよせの甘さが目立ちました。

 パリは守備に関して言えばチアゴ・シウバがいないのですが、今シーズンの彼は不安定でしたし、このメンバーの方が守りやすく感じました。マルキーニョスは順調に育っています。

 そしてなんといってもシュート数とオンターゲットでこれほど圧倒的な差を付けられれています。パリはあともう数点取ってもおかしくありませんでした。このチームはまだ若く、守備に入るよりも勢いに任せて攻撃した方が持ち味は出ます。リーグ戦では王者として構えてしまうために積極性が損なわれてると推測します。 

 

両監督にかかるプレッシャー

 この試合を受けて、バルセロナのエンリケ監督にかかるプレッシャーは極限まで高まりました。今後の試合次第では首の可能性まで発展しそうです。

 かといって、パリのエメリ監督の立場が安泰か?と言われると、そこまで楽観できるでしょうか。相手はバルセロナです。現地記者が英語で以下のように記述されております。

「I think Luis Enrique should be sacked and if PSG blows this advantage, Unai Emery should be sacked too.」

(エンリケは解任されるべきだが、エメリが2ndレグで逆転されようものなら同じように解任されるべきだろう)

 言うまでもない事ですが、この大勝のアドバンテージを生かせいないようであば今度はエメリ監督の進退に発展します。リーグ戦ではモナコに首位を長く譲っており、安定しているとは言い難い試合をしてるのも原因です。

 圧倒的に有利なパリですが、2ndlegも緩めず先制点を狙いに行けるかが鍵となるでしょう。

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