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週末はスポーツ観戦

テニス中心に、サッカー、野球などの観戦記や思った事を徒然に赴くままに

【速報→結果】全豪オープンテニス2017 4回戦 ミーシャ・ズべレフ大金星

マレー対ミーシャ・ズべレフ

昨年後半からの好調を加速させているミーシャ・ズべレフ(以下ミーシャ略)に対してマレーがどういうテニスで王者の風格を見せるか。

ミーシャのプレーはサーブ&ボレーで短いポイントで勝負するスタイル。下がった場合は深いコースを丁寧に突くテニスをする。強打はそれほど多くはない。

マレーはほぼすべてのプレイが高水準で隙が無い。この試合の入りは慎重になるのか攻めに行くところが注目される。

 

序盤の様子を見るとマレーは大分抑えぎみにスタート。ストローク戦でも丁寧にコースをつき左右に揺さぶりをかける。前に出るネットプレイも時折見せるもののうまく機能しているとは言い難い。

ミーシャはこの試合はサーブ&ボレーをいつも程には多用していない。マレー相手だと鋭く脇を抜かれる事も考えての事だろう。

自力で勝るマレーが相手の攻めを防ぎブレークを先に握るのだが、その次のゲームでエラーを連発し、ブレークバック。この流れが2回きており、このセットはもつれている。

お互いにネットに出るプレイが多くはなっているのだが、マレーがネットに出てもズべレフが脇を抜くシーンが目立つ。ネットプレイヤーとしてはズべレフの方がネットに出た時及び出られた時の対処がうまいのがよくわかる。

マレーは負けず嫌いであるので、失敗し続けてるといってネットに出る事はやめないだろう。むしろもっとネットに出てくるように思う。そうなるとズべレフのペースとなるのだが・・。

 

予想外の大逆転

セット中盤当りまではまだマレーにも余裕が見られたのだが、後半になってもミーシャはミスをしない。そうしてるうちにマレーに苛立ちが見え、ミスをするようになる。

ミーシャはブレークを許した後も気落ちする事なく、ネットに出る所は出て、でない時はミスをしないように左右に正確なストロークを打ち込む。

なかなかミスらないミーシャにマレーもネットに出て早期ポイントを狙うが、マレーをあざ笑うかのようにサイドを鋭く抜き返す。

こうして徐々にミーシャペースになり、立て続けにブレークを奪ったミーシャが7-5の大逆転でセットアップに成功する。会場も大いにどよめく。

 

崩れないミーシャ・ズべレフ

序盤は、少し冷静さを取り戻したマレーがブレークし、そのまま行くかと思われたが、ミーシャに動揺は見られない。

只管相手のミスを待ち、正確なストロークを刻む。そして機を見るネットプレイでマレーを揺さぶる。このセットも互いにブレークを繰り返す。

ミーシャには再三ピンチがあったもののそれを凌ぎ終盤戦へ。

終盤になるにつれマレーのプレーにキレが戻り、鋭い切り替えしを繰り出し、2セット連続でミーシャのサービスゲームで0-40と3ブレイクポイントに追い込む。

第10ゲームはこのポイントを凌ぎ、更に4度目のブレイクポイントを握られたものの、これも凌いだものの、第12ゲームではマレーが前に出るミーシャのネットプレイに全て対応し、ラブゲームブレークでこのセット、7-5でマレーが取り返す。

 

本領発揮するマレー、と思いきや・・

第2セットの取り方がよかったマレーが冷静さを取り戻して第3セットを迎える。お互いにキープしながら、ミーシャも全く崩れない。

第5ゲーム、マレーのサーブに対してミーシャが早いリターンを狙いマレーを崩す、そして0-40と3本のブレークポイントを迎え、前に出るネットプレーでマレーを攻略し、先にブレークを奪う展開。

その後もミスをしないミーシャに対してマレーもロブを使いプレイを制しようとするがうまく決まらない。

結局更にブレークを喫してこのセットは6-2でミーシャがセットカウント2-1とリードする。マレーは追い込まれてしまう。

 

冷静さを取り戻せるかマレー

第4ゲームに入るとミーシャは攻め力も発揮し、機を見て鋭いショットを繰り出し、マレーの返球が甘くなるとみるやネットに出てポイントを奪い、先手ブレーク

マレーは精神的に追い込まれたのが原因か足が止まりだす。

マレーは自信のサービスゲームでもミーシャがほとんどのボールを拾うため簡単にキープが進まない。

逆にミーシャはむしろ元気が出て動きがより軽く、攻めも繰り出すようになり、マレーを追い詰める。

そして、5-7,7-5,6-2,6-4でミーシャ・ズべレフがナンバー1プレイヤーマレーを破り大金星を上げる

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兄の勝利を喜ぶアレクサンダー・ズべレフ

 

全く隙が無かったミーシャ・ズべレフ

試合を終わって改めて、ミスの少なさに驚かされた。

ストロークが長くなればむしろミーシャの方がネットに出る機会を伺い、マレーがそれを受けて焦りエラーが出る展開に持って行った。

鋭くサイドを突いても、上下に揺さぶってもミーシャは自分が拾える範囲を絞ってそれ以外のボールは潔くあきらめたように気にもしない素振りで引きずらなかった。

そうしているうちにフィールドエリアを広げ、どんなボールでも拾えるような状況を作り出した。

マレーが悪いというよりミーシャが完璧+αなテニスをしたという印象です。ただ調子がよいだけでは今のマレーには勝てないですからね。

 

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